岩槻のお店ご紹介 角田商店

月一のお饅頭販売にあの人が助っ人!

角田商店さんに太田資正登場!

角田さんは創業65年の岩槻では知る人ぞ知る老舗のお米屋さん。
月に一度その角田さんの店頭に上尾の羽前屋さんの「田舎まんじゅう」が並ぶということで今日がその日なんです。
そんなこんなで周りの皆が美味しいと絶賛するそのお饅頭を買いに来たわけですが・・・あれ?入り口になんか槍持った甲冑の人がいるっ!!!!

太田資正ってどんな人?

令和4年2月2日に生誕500年を迎える太田資正は岩付(岩槻)城主で太田道灌の玄孫(やしゃご)にあたる方です。パンフによると、
「北条氏康、氏政親子と戦っていた。
上杉謙信と盟友を結び、良く行動を共にしていた人物。武州松山城と岩槻城との非常時の連絡手段として犬を伝令として使用。」(わんちゃん好きなんですね)

写真は「まちかど雛めぐり2021」のレポートpart2でも掲載の田中屋本店さんで販売されている御朱印ならぬ御城印です。ちゃんとわんこイラストも付いてます。実はみやびは密かに「生誕500年祭」を応援してます。岩槻にもヒーロー欲しいよね!

お兄さん、頑張って「500年祭」をアピール!アピール!結構皆さん関心を持って下さったみたいです。

たまに雨がパラパラと降ってきたものの、切れ間なくお客さんがやってきます。人気なんですね~

なぜ角田商店さんで宣伝してるの?

よくぞ聞いてくれました!

写真は角田商店さんのお家の門ですが、もとはかつて岩槻南部の釣上にあり、甲斐武田二十四将が一人、原美濃守胤の御子孫が住まわれた方形館(武士が生活をする場所・四角形を基本とした館の事)の御門でした。
本来なら岩槻の史跡文化財になるべき重要物件だったものの、この事を知っていたのはほとんど居なかったのです。
この事を知った長永さん(写真のお兄さん)は郷土資料館へ建物を保存して欲しいと直談判に行ったものの、さいたま市の文化財産保護課は聞く耳持たず、解体されることに・・・

そこで救世主角田さんの登場です!

釣上辺りをお歩きになっていたことがある角田さんが、何とか方形館を保存できないものかと開発業者に掛け合ってくださいまして、門だけでも移設しようということになったというわけです。
移設については大変な経費がかかったとのことで、私財をなげうってまで歴史的建造物を残そうと努力された角田さん、素晴らしいです。
なかなか良いお話でしょ?お兄さんはその時からの御縁とのことです。

角田商店さんの店頭には一日お客さんが途絶えることがなく、お兄さんも忙しそうでした。
今日みやびはお饅頭買いましたが、(お客さんによっては10個以上大量に買って行く方もいましたよ)角田さんでは美味しいお米(注文いただいてから精米)はもちろんの事、お米で作ったお菓子も沢山販売されていて、人気があるのもわかる気がします。(岩槻情報誌ら・みやびもありました!)
詳細は角田商店さんの公式サイトをご覧下さいね!

今回のレポいかがだったでしょうか?

角田商店さん、いきなりの取材申し込み受けてくださってありがとうございました!(「ら・みやび」のみやびちゃんですねって仰ってくださって嬉しかったですう!)
甲冑のお兄さんも有難うございました!「岩槻漫遊記」ではこれからも太田資正さんをプッシュ!プッシュ!して行きますのでよろしくお願いいたします~!

ここでインフォーメーション。
「岩付城主太田資正公生誕500年祭実行委員会」では太田資正公に関するさまざまな情報を発信しています。詳しくは公式サイトをご覧下さいね!

岩槻漫遊記では、今後も岩槻のイベントやお店の紹介をしていく予定ですが、同時に取材を希望されるお店も募集中です。もし、このサイトで紹介して欲しいというご希望がありましたら、みやびが取材に参ります。ぜひともお問い合わせフォームからご連絡下さい。お待ちしております。